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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自分で調整できる補聴器
聞こえる喜びを低価格で

 

騒音をなくし、声をクリアにする小型補聴器

 
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辻本淳子専務取締役から操作の説明を受ける照英さん
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照英さんが装着したポケット型補聴器「ミミー ME-142」
照英 国内では、そもそも製造しているところが少ないんですね。世界でみると、日本の補聴器業界はどんな位置づけなんでしょう。
 
大串 私が20歳ぐらいの時に、世界の国々が難聴者をどんなふうにサポートしているのか、実際に現地を見て回ったことがありましてね。日本は、世界より10年は遅れていると感じました。特にヨーロッパの福祉国家と言われる国などは、行政も民間も補聴器を当然、日常に欠かせないもの、と認識していたこともあって、いろんなことが進んでいたんです。それだけに国内の優秀な技術者がのきなみ海外に出てしまって、今もその差は埋まっていないと感じています。
 
照英 今も日本は遅れているんだ。僕が思うのは、本当は補聴器が必要なのに、そもそも自覚していない人がいるということです。視力が落ちれば誰でも気軽に眼鏡かコンタクトをしますけど、耳が少々聞こえにくいからといって、すぐに補聴器、とはなりにくい。知り合いにも難聴を抱えた人がいますが、初めは自覚しづらいみたいですし。
 
大串 そうなんです。周囲の理解があれば、大きい声で話しかけてもらうなどの気配りで、しばらくは間に合ってしまいますからね。ただ、そのために努めて聞こうとしなくなってしまうと、さらに聴力が落ちてしまう心配があるんです。
 
照英 実は僕の父も最近、かなり耳が遠くなってきたみたいで。補聴器を勧めたこともあるんですが、すごく年をとっているように見えるからって嫌がるんですよ。もう70代半ばなのに。
 
大串 それが補聴器に対する一般的なイメージでしょうから、無理もないと思いますよ。そういった印象をお持ちの方のために、当社では「ハーモニー M-03」という小型の耳穴型補聴器をご用意しています。ところで照英さん、この「ポケット型補聴器 ミミー ME-142」を試してみませんか?
 
照英 いいんですか? おお、コンパクトサイズですね。──あ、聞こえる聞こえる、キレイに声を拾ってます。すごいなこれ。
 
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大串 聞きながら音質調整できるのが当社の製品の特長で、ダイヤルをHに入れると高音、Lにすると低音が強調されます。どうぞやってみてください。
 
照英 本当だ、HからLに変えると、同じ声でも全然違って落ち着いた声になりますね。それに雑音がないのもすごい。
 
大串 雑音を消して、声をクリアにするのが当社製品のもう1つの大きな特長なんです。音質調整をHにすると電車の中でも、きちんと言葉が聞き取れますよ。
 
照英 すごいなぁ。父に買って帰ってあげたくなってきました。